TASKELは交通事故から歩行者の命を守るリフレクター・プロダクトです。
TASKELはあってもいいプロダクトではなく、あってほしいプロダクトを目指しています。

 TASKELのコンセプト


近年の自動車にはABSを始め、最新の安全装置が付いています。
しかし、それらの多くは運転手や同乗者を守るためのものであり、歩行者や自転車などの交通弱者を守るためではありません。

内閣府の交通安全白書によれば、交通事故による死傷者数は現在も増加している傾向が伺えます。


特に夕暮れ時には、

 ・混雑している道路
 ・仕事で疲れている運転手
 ・塾に行く子供、ウォーキングをする大人など、多くの歩行者や自転車

といった交通事故が発生しやすい要因が多く潜んでいます。

日照時間が短く、暗い時間帯の多い北欧では交通安全対策として子供服や自転車に反射材を多用しています。

反射材は流通価格も安く、電源を必要としないため、交通安全対策として非常に便利な素材です。

しかしながら、日本では今ひとつ反射材は普及していません。

そこで安価な商品だけれども人命を救うことができる、つまり
「最低限の投資で最高の効果が得られる商品」をコンセプトにTASKELを考案しました。

TASKELをきっかけに反射材が広まり、一つでも多くの交通事故がなくなることを祈っています。

 たすき、である理由

反射材を付した新しいたすき「TASKEL」をデザインする上で、私達は日本独自の文化であるたすきを再見
しました。

たすきの起源は不明ですが、万葉集にたすきの美称である「玉たすき」という言葉で登場していること
から、古くからたすきは日本の生活に馴染んでいたようです。

また、広辞苑には「衣服のそでをたくし上げるために肩から脇にかけて結ぶひも」と記載されています。

ここで、結ぶという行為の意味合いを調べてみると、古来日本では、生命の安全や多幸の祈りとして、木
の枝や草を結んでいたそうです。

更に「勝って兜の緒を締めよ」の諺があるように“用心しなくてはいけない”という自分自身の気を
引き締める精神的な効果を促進される意味合いも「結ぶ(しめる)」にはあったようです。

つまり、「結ぶ(しめる)行為を促す”たすき”」のカタチをした交通安全グッズというのは、日本人
の生活・慣習に馴染んだカタチであることがわかりました。

 目指したのは、夜光たすきの原型

今現在市販されている夜光たすきは、そのどれもが反射材をつけただけのたすきであり、機能的なデザ
インはされていません。
 
夜光たすき自身がとてもシンプルであるため、これを機能的にすることは装飾的な要素を付けていく
ことになりがちです。

そこで私たちは夜光たすきに必要最小限の機能を付加し、それをシンプルにまとめることにしました。

必要最小限の機能とは、以下の3つです。

1)子供から大人までサイズが変えれること。
2)散歩時に小物(鍵や携帯)が入るポケット機能。
3)収納したときに、置き場所に困らないための機能。

商品の開発段階では、その他の様々な発光体をつけることも検討しましたが、シンプルな機能とデザイン
の実現のため、敢えてそれらの採用は見送りました。

今後、もし夜光たすきがデザイン的に見直されていくとしても、その根底にあるデザインの原型として
TASKELが存在するような、そういうデザインを目指しました。

TASKELは
特許出願中です<特願2006-222870> 。

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